【代表コラム】自己分析メソッドを開発した理由

代表の土田です。本日は弊社講座に関するコラムです。
弊社で運営しているサービスの一つ、「社会人向け自己分析講座」のメソッドは代表の知見・過去に強み発掘をお手伝いさせて頂いた600名を超えるお客様のデータをもとに体系化したカリキュラムとなっております。

 

そもそもなぜ本講座を開講するに至ったのか?と言うと、昨今の社会には「自信のない大人」がとても多いと感じたからです。

「自分は本当に平凡で、強みなんてないんです…。」
仕事柄、自己分析のセミナーやワークショップ等で指導をするにあたり、参加者の皆様からこんな台詞をよく耳にします。

しかし私から見れば、「強みがない人」は存在しません。
なぜかと言うと「強み」とは、元をたどれば「自分の特徴」に過ぎないからです。一人一人、持っている性格や経験、価値観は違うので、まったく特徴がない「他人とウリ2つの人」なんていませんよね。

 

そもそも弊社の自己分析講座における「強み」の定義は何かと言うと、「目的を達成するために有利に働く材料」のことです。ということは、「目的」が違えば「そのために使う材料」も当然違います。

セミナーの際には、理解して頂きやすいようゲームなどでよく例えるのですが、例えば「炎」が得意技のキャラクターは、「氷タイプ」の敵が出てきても、氷を溶かせるので勝ちやすいです。でも一方、「水タイプ」の敵が出てきてしまうと、逆に水で鎮火されてしまうので負けやすくなります。
つまり、同じ「炎タイプ」の得意技でも、遭遇した敵が「氷タイプ」なら強みになるけれど、「水タイプ」なら弱みになる。同じ特徴が、場面によって強くも弱くもなるんですよね。
このように、わたしたちは様々な「特徴」を持っていて、その特徴を活かす状況や相手によって「強み」になったり「弱み」になったりするのです。

なので、「強みがある人」や「強みがない人」がいる、と考えるのではなく、その人の「特徴」が状況次第で強みにも弱みにもなる、と考えれば自己分析の大きな意義に気づいて頂けるはずです。

 

これが、私が「強みがない人なんていない」と考える理由です。

本講座で学ぶ自己分析メソッドでは、「強みを書き出すぞ!」と思うのではなく「どんなささいなことでもいいから、自分の特徴をたくさん見つければ、使い方によっては強みになるかもしれない」と考えて、とにかく特徴をたくさん書き出すことを念頭に取り組むことを推奨しております。

 

本講座を通して一人でも多くの「自信ある大人」が輩出できればと願っております。

  • 関連記事
  • おすすめ記事
  • 特集記事

アーカイブ

月を選択

最近の記事

  1. 登録されている記事はございません。
PAGE TOP